材料は適材適所、住む人それぞれでいいんです。


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無垢材の床は、裸足で歩く心地良さに触れると、まずそのやさしさが伝わってきます。

夏には、ひんやりして気持ちよく、冬はほのかに温もりすら感じさせてくれます。

無垢材は、乾燥すれば水分を吐き出し、湿度が多いときは水分を吸い込みことで、快適な環境を調整してくれる自然素材です。

また視覚的にも、合板フローリングと違い年月の変化によって、木の表情に重み、癒し、落ち着きを与えてくれます。


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無垢材は万能ではありません。

デメリットもあります。
優れた調湿作用のため木が「膨らむ」「縮む」という性質があり、多少の反りや割れが起こることがあります。

また同じ木でも木目や年輪が同じものはなく、色ムラがあるものもあります。

こうして生きている自然素材だからこそ、メリット・デメリットを十分に理解していただくことが、無垢材と上手に付き合うポイントです。


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よく無垢材と集成材の比較がされます。

無垢材とは、その名の通り1本の原木から角材や板を直接必要な寸法に切り出した材木です。

集成材とは、ひき板または小角材の繊維方向をほぼ平行にし、長さ・幅・厚さ方向に集成、接着した材木です。

無垢材が自然素材に対して、集成材は人工材です。

私たちは、どちらの材料も使用することがあります。
大工という職業上、無垢材は大好きですが、集成材の良いところがたくさんあり、大好きです。
間取り上、大きなスパンや大きな荷重のかかる場合は、積極的に構造用集成材を使用します。

むしろ質の悪い無垢材は、構造材としては不向きと考えています。

材木は、各家の間取り、構造、予算などに応じて適材適所で選定することが何よりも大切ですし、それを見極める知識が重要になってきます。

お客さまに、私たちの知識・経験をお話させていただき、納得した材木選びをしていただきたいと考えています。


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